
子どもの結婚を望む親がいくら熱心でも、子ども自身が結婚に対して消極的なケースがあります。
親としては「もういい歳なのに…」「孫の顔もそろそろ見たい」などと色々な思いがあり、余計にヤキモキしてしまうと思いますが、まずは今時の独身の子どもの声にも耳を傾けてみることが大切です。
今回は、親としてどうやって子どもの結婚活動を支援すればいいのか、そのノウハウや心得、親の役割とはどのようなものなのかについてご紹介しましょう。
子どもが結婚に消極的な理由とは

親として子どもの結婚を応援したい気持ちがあっても、本人が前向きでなければ実現は難しいものです。
親が熱心に婚活を進めようとしても、そもそも子ども自身が結婚に対して消極的な場合もあります。
時には親の熱意が空回りしてしまい、子どもとの関係がギクシャクしてしまうこともあるでしょう。
「もういい歳なのに」「孫の顔を早く見たい」など、親としての思いは尽きません。
しかし、まずは現代の独身者が抱える思いや悩みに耳を傾けることが大切です。
ここでは、子どもが結婚に消極的な主な理由を3つご紹介します。
仕事が多忙
「仕事に打ち込んでいる」という子どもも多いでしょう。
近年は性別に関係なく能力を発揮できる職場が増え、キャリアを優先する人も増加しています。
しかし、仕事が忙しいということは、自由な時間が少ないということでもあります。
休日出勤や長時間残業が続けば、肉体的・精神的に疲弊し、婚活に取り組む余裕がなくなるのも無理はありません。
親が婚活を進める前に、まずは子どものライフスタイルや仕事と生活のバランスを確認し、無理のない範囲でサポートすることが大切です。
経済的な不安
長引く景気低迷や世界情勢の悪化が影響し、結婚をためらう若者が増えています。
国税庁が2020年に発表した「令和元年分民間給与実態統計調査」によると、平均年収は436万円。
月収に換算すると約35万円となります。
この収入では、結婚後も共働きが必須となり、子どもを育てるとなるとさらに経済的な負担が増します。
「一生パートナーを養う自信がない」というのが、今の独身者の本音でしょう。
かつては「女性は結婚後に専業主婦になる」という考えが一般的でしたが、今では男女問わず生涯働き続けるのがほぼ当たり前になりつつあります。
親世代は「結婚すれば家庭が築ける」と考えがちですが、現代では結婚生活を維持するためにも多くのハードルがあります。
「結婚したいけれど、お金が心配」という若者の悩みを理解することが重要です。
恋愛や結婚への関心が薄い
独身者の中には、恋愛や結婚に対してそもそも興味がないという人も増えています。
結婚に興味がない理由は人それぞれで、「一人でも楽しい」「結婚に縛られたくない」「趣味に時間を使いたい」「人付き合いが苦手」などさまざまです。
結婚は、人生において最も深い人間関係の一つです。
しかし、「異性と出会い、結婚し、家庭を築く」ということ自体が、今の若者にとっては「難しい」「遠い」話に感じられることも少なくありません。
子どもが結婚を望んでいるのか、それとも独身を選ぶのか

最も大切なのは、子ども自身が
『結婚を考えているのか?』
『独身のままでいたいのか?』
という人生の選択をどう考えているかを確認することです。
実際のところ、親子でこうした話をする機会は減少傾向にあります。
子どもが学生時代には将来の進路について話し合うことが多かったかもしれませんが、成人して就職し、自立してからは、人生の方向性について深く話す機会が少なくなりがちです。
まずは、子どもと真剣に向き合い、現在の気持ちをしっかりと聞くことが大切です。
ただし、一番重要なのは、子どもの人生であることを忘れず、その意見を第一に尊重することです。
また、子どもの考えを真剣に聞くための場をきちんと設けることも大切なポイントとなります。
曖昧なまま話を進めるのはもったいないことです。
子どもが結婚についてどう考えているのか、これからどのように生きていきたいのか、親としてしっかりと話を聞いてみましょう。
もし子ども自身が明確な考えを持っているなら、その選択を尊重し、必要に応じてサポートしてあげましょう。
まだ考えがまとまっていない場合には、親がさまざまな情報を提供し、選択肢を広げる手助けをしてあげることが大切です。
まずは親として情報収集を優先する

子どもと真剣に結婚について話し合うためには、親自身も現代の婚活事情を理解することが重要です。
具体的には、現在の婚活の状況や、開催されているイベントの情報など、どんなことでも構いませんので、子どもに適切なアドバイスができるよう準備しましょう。
たとえば、テレビのお見合い番組やニュースで婚活が話題になっていたら、その情報をチェックし、子どもと共有するのも効果的です。
ただし、知識がないまま口を挟むのは、子どもにとってストレスになりかねません。
親が情報を持たないと、子どもも相談しにくくなってしまいます。
まずは婚活に関する情報を集め、子どもが結婚に関心を持つきっかけを作ることから始めてみましょう。
結婚に対する適切な情報を伝える

子どもに結婚を意識してもらうためには、結婚に関する適切な情報を伝えることが大切です。
多くの親は婚活経験がないかもしれませんが、結婚生活の経験はあります。
自分の体験談を伝える
親自身の結婚当時の経験や、家庭を築く上でのエピソードを話すことで、子どもが結婚のイメージを持ちやすくなります。
特に、結婚後のライフプランや出産・育児については時間がかかる問題です。
年齢とともに考えづらくなる話題だからこそ、親として適切なアドバイスをしてあげましょう。
結婚後の具体的な未来を描く
結婚に対するイメージを持ちやすくするために、「○○歳までに結婚したい」「子どもは○人ほしい」といった具体的な将来像を考えることが有効です。
漠然と「いつか結婚できたらいいな」と思っているだけでは行動に移せませんが、「今○○歳だから、2年後までに結婚し、その1年後には子どもがほしい」というように具体的に考えることで、逆算して今何をすべきかが明確になります。
結婚に対するネガティブな意識を変える
結婚は計画通りに進まないことが多いですが、それでも前向きに取り組むことが大切です。
親として、結婚活動に対するモチベーションを高めるサポートをしましょう。
また、不妊治療を受ける夫婦が多い現実もあります。
こうした情報を伝えることで、「できるだけ早く婚活を始めたほうがいい」という意識を子どもに持ってもらうことが大切です。
大事なのは、無理に結婚を押し付けるのではなく、子どもが結婚を前向きに考えられるよう環境を整えてあげることです。
子どもに代わって親が婚活すること

子どもが婚活に消極的な場合、親が代わりに婚活をサポートする「親の婚活」「代理婚活」という選択肢もあります。
現代は、働きながら子どもを育てる若い世代が減少し、社会全体で結婚へのハードルが高まっています。
そのため、親が子どもの婚活を支援するケースが増えてきました。
親が子どもの魅力を結婚相手候補の親に伝え、双方の合意のもとでお見合いの場を設けることができます。
とはいえ、結婚は当人同士の問題です。
親がいくらお膳立てをしても、本人たちの意思がなければ成立しません。
子どもの気持ちや状況を理解し、無理に進めるのではなく、支える姿勢が大切です。
親の代理婚活のメリットとは

子どもの幸せを願う親にとって、結婚の兆しが見えないと心配になるものです。
親の婚活とは、親同士が子どもの結婚相手を探し、情報交換をしながら進める活動のことを指します。
現代の独身世代は日々の生活で手一杯
「子どもの結婚に親が関わるのは過干渉では?」と考える方もいるでしょう。
しかし、現代の独身世代は、バブル期のような経済的安定がなく、終身雇用や手厚い社会保障も崩れつつあります。
そのため、日々の仕事や生活で精一杯で、婚活に時間を割く余裕がない場合も少なくありません。
「結婚して家族を養えるのか」「子どもを持っても経済的に大丈夫なのか」など、将来への不安が婚活の障壁になっていることも。
こうした背景を理解し、親がサポートすることで、子どもが前向きに結婚を考えられるようになるかもしれません。
同じ悩みを持つ親同士とつながれる
親の婚活の大きなメリットは、同じ悩みを抱える親と出会い、情報交換ができることです。
親同士がお相手のプロフィールや家庭環境を把握した上で、お見合いをセッティングできるため、安心感が生まれます。
また、年齢や結婚歴などに応じた婚活イベントもあり、事情を理解し合った上で出会いを探すことが可能です。
最終的に結婚を決めるのは子ども本人です。
無理強いは禁物ですが、魅力的なお相手の情報を伝えたり、結婚への興味を引き出したりすることは、親ができる大切なサポートの一つです。
香川・愛媛・徳島・高知で「親の代理婚活」なら結婚相談所ハッピーブライダル高松店にお任せください

今回は独身の子どもが婚活に消極的な理由や婚活に導くための親の接し方についてご紹介しました。
子どもの結婚は親の願いですが、子どもにも結婚に前向きになれない事情があるかもしれません。
結婚を進める前にまずは事情を確認することを忘れないようにしてください。
事情を理解した上で、子どもに合う婚活方法を勧めると結婚に向けて婚活をスタートできるでしょう。
ただし、代理お見合い・代理婚活をする場合は、最終的に結婚を決めるのは子どもであることを理解して、正しく婚活を進めてください。
子どもとコミュニケーションをより深めることで、無理なく婚活を進められるはずです。
まずは結婚相談所の資料請求をして、子どもに婚活のメリットを伝えてみましょう。
代理お見合い・代理婚活は、子どもの結婚を真剣に考える親にとって、有効な婚活方法の一つです。
そのメリットとデメリットを理解した上で、上手に活用すれば、子どもの幸せな結婚を後押しすることができます。
また、代理お見合い・代理婚活は親子の協力で成り立つ婚活方法です。
成功させるためには、親子間の信頼関係を保ちながら、互いの意思や希望を尊重することが必要不可欠です。
親は子どもの人生をサポートする存在であり、子ども自身が幸せな結婚を目指せる環境を提供することが最大の目的であることを忘れないようにしましょう。
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